イライラとカルシウム

昔から骨折した時にカルシウムを摂ると骨を強くしてくれる事をよく耳にしますが、もう1つよく耳にする事があります。
それは、イライラが堪った時にカルシウムを摂るとそれが抑えられるという事。最近、すぐに切れる子供が多いのも、栄養の偏った不規則な食品によるカルシウムをはじめとしたミネラル不足が原因だと言われています。

カルシウムイオンは、脳内で情報を伝達する働きをします。ここで、カルシウム摂取不足が続き血液中のカルシウムイオンが減少すると、ヒトは危険を察知して脳内のカルシウムイオンを必要以上に蓄え始めます。すると、脳内のカルシウムイオンが過剰ないわば渋滞状態になり、情報の交換がスムーズに行えなくなります。これがイライラの原因であると考えられています。

骨を作り、丈夫な身体を維持するためにカルシウムは非常に大切な栄養素ですが、今後は神経が過敏になりすぎないためにも継続的に効率よくカルシウムや微量ミネラルを補給して不足しないように心掛けてみて下さい。

(参考文献 青少年暴力に関連する食生活因子、須藤紀子、国立保健医療科学院生涯保健部、J. Natl. Inst. Public Health, 54(2): 2005)

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