日本人のカルシウム摂取の地域性

国民健康・栄養調査をご存じですか?
厚生労働省が毎年実施しており、この調査結果を元に、国民の健康増進等を推進する計画を立てています。日本は南北に細長い地形のため、各地域で天候、食習慣等に違いがありますが、それらがどのようにカルシウムの摂取の仕方に影響を及ぼしているのか調査結果を見てみましょう。
また、どのような食品から多くカルシウムを摂取しているのかについても、平成22年度の国民健康・栄養調査結果を用いて検証してみましょう。

まず、地域差から見てみます。下のグラフは地域ごとのカルシウム摂取量をグラフにしたものですが、平成17年度には平均摂取量が500mg/日を超えていましたが、平成22年度には500mg/日未満に大きく摂取量が減少した地域が、南九州、四国、北海道です。平成22年度は摂取量が全体的に低くなり、明らかな地域性がなくなりましたが、カルシウム摂取の推奨量(10代から上の世代では700mgから1,000mg)から見ると、現状ではどの地域でもカルシウム摂取が不足していることがわかります。

次にどのような食品からカルシウムを摂取しているのかを見てみましょう。
下のグラフによると、一番多いのは乳類(牛乳、チーズ等の乳製品)で144mg(28%)、次に穀類・豆・種実類の116mg(23%)、そして野菜・果物の99mg(20%)と続きます。
日本人の食生活では、カルシウムを様々な食品から摂取しているため、単品で摂取カルシウム量を増やすのはバランスやカロリーなどを考慮すると難しい部分もありますので、毎食の献立にカルシウムの多い食材を組み合わせて多く取り入れるという工夫をしてみてはいかがでしょうか?
また、食事からだけではどうしても摂取量に達することが難しいため、サプリメントやカルシウム強化飲料なども上手に利用して、毎日意識的にカルシウムを摂りましょう!

食品からのカルシウム摂取比率 (%) 平成22年度 総カルシウム摂取量510mg/日の内訳 


参考:厚生労働省ホームページ 国民健康・栄養調査http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html

このページのTOPへ