カルシウムで夏バテ対策しませんか?

今年は残暑が厳しくなると言われています。 
8月も終わりに近づくと、『何か身体がだるい』とか『このところ疲れやすい』といった症状を感じる方がいらっしゃいます。いわゆる『夏バテ』ですね。
今回は夏バテのメカニズムとその予防についてお知らせします。

夏バテとは、夏の間に起きる『だるい』『疲れやすい』『食欲不振』といった体調の不調のことです。
元々、ヒトの身体は『自律神経の働きにより体温を一定に保つ』、つまり体温調節をしています。
そのため、暑い日が続くと体温が上昇するため、汗をかいて体温を下げます。この時、汗をたくさんかき過ぎると水分とミネラルの不足になり、カルシウムなど多種にわたるミネラルのバランスが崩れて、夏バテの症状を引き起こす原因となります。
水分不足を補うためにはもちろん水分の補給が必要ですが、一緒に身体から出てしまったミネラル分も補給することがとても重要です。

ヒトの身体は、ミネラルがバランスよく存在することで、身体の機能が正常に保たれ健康を維持できます。

厚生労働省が下記の13種類のミネラルについて食事摂取基準を定めています。 

 多量ミネラル(5種類)

1日グラム(g)単位の摂取が必要とされているもの。    

 カルシウム、マグネシウム(推奨量)、カリウム(目安量と目標量)、リン(目安量)、ナトリウム(目標量)
 微量ミネラル(8種類)  1日ミリグラム(mg)単位の少量であるがヒトの健康保持に重要なもの。 鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン(推奨量)、マンガン(目安量)

 

日本人のミネラル摂取量(1日あたり、成人男子換算値)

多量ミネラル(5種類)
元素摂取量
カルシウム(Ca) 380~660mg
マグネシウム(Mg) 200~300mg
リン(P) 1,100~1,300mg
ナトリウム(Na) 4,500~5,500mg
カリウム(K) 2,000~3,200mg
微量ミネラル(8種類)
元素摂取量
鉄(Fe) 10~14mg
銅(Cu) 1.2~1.6mg
亜鉛(Zn) 8~20mg
マンガン(Mn) 3~9mg
セレン(F) 0.1~0.2mg
クロム(Cr) 10~30μg
モリブデン(Mo) 150~180μg
ヨウ素(I) 0.2~20mg

 

これらのミネラルの中でも、特にカルシウムは摂取量が不足している元素です。スポーツドリンクやサプリメントなどで意識的に補給して、残暑を乗り切りましょう!また、食欲が無い時期ですが、栄養補給(特にビタミンB群)もお忘れ無く。
参考
木村絵美子:ミネラルバランス、カルシウムその基礎・臨床・栄養P236-251
厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2010年版)

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